ネトウヨとパヨク
ネトウヨとパヨクについて説明する。
ネトウヨ
ネット右翼の略称。主にパヨクと呼ばれる方々が使う。Twitterのアイコンが日章旗や旭日旗ならネトウヨ扱い、安倍晋三支持者はネトウヨ扱い、街宣活動していてもネトウヨ扱いするのだ。要するに保守=ネトウヨなのだ。これに当てはまるのは日本総人口の内、安倍晋三支持率から考えれば7189万人~8580万人程になる(朝日新聞:55.3%~産経新聞:66% 2017年2月20日現在)。
主にネトウヨ扱いされる人は安倍晋三、小池百合子、在特会、桜井誠、高須克弥、長尾旭などの様だ。
パヨク
「ぱよぱよちーん」が語源。主に右翼活動家が用いる。社会主義者、共産主義者、民進党支持者が主な対象となる。其の他にはしばき隊なども。
当てはまるのは凡そ975万人。ネトウヨ扱いされる人の約11~13%になる。(2017年2月 時事通信 民進党:4.3%,社民党:0.3%,共産党:2.4%,自由党0.1%)
主にパヨクとなる人は民進党の謝蓮舫、小西洋之、有田芳生、山尾志桜里、辻元清美、日本共産党の志位和夫、社民党の吉田忠智など。
ネトウヨとパヨクどちらがマシなのだろうか。
ネトウヨ優勢
現在、ネトウヨは小さく見積もっても7.3倍であり、人数面では有利である。また、現政権は左翼に言わせれば極右の軍国主義であるネトウヨ政権であるそうなのでこちらもネトウヨ優勢の様だ。逮捕者数もパヨクの方が多く、ネトウヨは少ないようだ。
しかし、中道(無政党派:およそ3445万人程)からはインターネットのコメント欄を荒らしたり、街宣活動も煩いということで嫌われている。
ネトウヨもパヨクも沢山の種類がある。ネトウヨ側から紹介する。
右翼民族派
1960年代後半から、「反共産主義」よりも、「民族的視点」と「右からの変革(昭和維新)」を重視する青年学生の勢力が登場する。彼らは、既成の右翼団体(街宣右翼)と一線を画し、「右翼」と呼ばれることを嫌い、自らを「民族派」と呼ぶことから始まったが、一部民族派は上に朝鮮人がいるなど似非右翼が混じっている場合がある。
行動する保守
日本で2000年代後半よりおこった保守系政治運動のうち、特定の団体集団(在特会など)を指す。似非保守が全く混じっていない。保守内でも過激派であり、行動する保守代表の桜井誠が逮捕されていたりする。(嫌疑不十分により釈放)人数は2~3万人程であると思われる。
街宣右翼
主に街宣車を使って政治的主張を流布する活動をしている日本に存在する右翼。警察用語では「行動右翼」とされ、右翼団体とは一定程度区別して呼称される。暴力団傘下にある団体も多数存在し(社会運動標榜ゴロ)、在日韓国・朝鮮人や被差別部落出身者が含まれていることもある。昭和35年(1960年)の安保闘争による共産主義革命への危機感を背景に行動右翼団体が誕生した様だ。
ここからはパヨクについて説明する。
ソ連型社会主義
1917年のロシア革命から1991年のソ連崩壊までの、ソビエト連邦で実施された社会主義の政策・体制などを指す用語。多くの東ヨーロッパ諸国等でも同様あるいは類似の政策・体制が行われた。日本では現在もこのような主義者が一定数いるようである。
平和革命
議会闘争・平和的デモなど、相対的に平和な方法で流血を極力避けつつ国家権力の階級移行を実現すること。社会主義革命としての平和革命では、ゼネラル・ストライキなど階級的な力の行使は否定されず、力によってブルジョワ階級から労働者階級への権力奪取をめざすという点では、革命であることにかわりはない。その中に日本共産党がある。
日本共産党は1950年代前半は武装闘争路線をとり、1955年第六回全国協議会(六全協)以降はこれまでの武装闘争路線を否定しつつも、平和革命一元論を否定し敵の出方論による暴力の行使の可能性を留保した。ただ、2010年代を迎えた現在では「敵の出方論」が言及されることはなくなり、「多数者革命」(議会の多数を得ての革命という意味)という名の平和革命路線に落ち着いており、その路線を示すものとして、日本共産党系の新日本出版社から「多数者革命」という題名のフリードリヒ・エンゲルスの文章を集めた書物も出版している。